第二新卒の転職活動では、どのような準備をすればいいのか?

どうして3年以内に辞めてしまう?

昨年、厚生労働省が発表した統計資料に夜と、大卒の3割が3年以内に退職していると言います。特に中小企業での離職率は3年で6割に昇るのだそうです。

もっとも500~999人規模でも4人に1人ということを考えれば規模との関連性は否めないものの、やはり3割と言う数は単なる個人の問題だけではないといえましょう。

ではなぜ、新卒採用で入社した若者たちは3年程度で会社を辞めてしまうのでしょう?
いくつかの要因を挙げて生きたいと思います。

1.会社の規模が小さいために十分なサポートを受けられない・・・これは前述の中小企業での離職率の高さに繋がりますが、やはり人材が十分にないため、研修やOJTなどが不充分なままで実践的な仕事を任されたり、必要以上の責任を負わされたりする。

そうした中で賃金格差であったり将来性に失望することが転職への原動力となることがある。

2.それまでの学生生活から社会人になるにあたっての準備が不充分で会社生活についていけない・・・あるいは、就職にあたっての企業研究が不充分で入社後に思い描いていたイメージと異なっている。

3.その他個人的な理由・・・ネガティブなものとしては「仕事に失敗した」「人間関係に不満がある」「労働時間が希望にかなっていない」「他の仕事が面白そうに見えてしまう」など。

逆にポジティブなものとしては「今の仕事では力を十分に発揮できないのでもっとステップアップしたい」「ここで身につけたノウハウを自分で伸ばしたい」などなど・・・

ただ、全般に言えることは「以前は主流であった終身雇用制度が限られた大手企業以外では殆ど崩れてしまい、退職や転職への抵抗が少なくなった」ことが全体の原因の底流にあるのではないでしょうか。

1や2については、特にこれまでもありえる現象ではありましたが、以前であれば「ここで辞めてしまうと辛抱の少ない人材と思われる」とか「5年辛抱すれば、定年まで我慢すれば・・・安定した生活が保障されている」というところで踏みとどまることもできたものの、今は退職金制度もなくなってしまった会社も少なからず存在します。

辞めることへのブレーキが減り「転職」そのものへの理解も高まっている時代においては当然の結果なのかもしれません。

しかし個々人レベルでいけば必ずしも安易な退職や転職はおススメではありません。

まずは、自分の転職の見通し、本当にそれが必要なことなのかをきちんと捉えた上でチャンスを捉えられるような活動をすべきでしょう。